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【インバウンド転職のヒント】素直さ

こんにちは。やまとごころキャリアの中原です

インバウンド業界で働くことと、
転職活動に共通することがあります。

それは「素直さ」が大切だということです。

単に「従順であれ」ということではありません。
一言でいうと、「自分の考えをいったん置いておいて、
他人の言うことを拒絶しないで聞いてみる」ということです。

人は自分の考えを否定されると、
自分を守ろうとして目に見えないバリアを張ることがあります。

他人の考えを「自分と違う」と入口ではねつけるのではなく、
「私はそう思っていなかったけど、そういう見方もあるのか。」
と聞く(聞くふりではありません)。

そしてその内容を感情
(何か自分を否定されたように感じ、悲しい、悔しい、むかつくという感情)
は脇に置いて眺める。

「そんな見方もあるのか、
それを取り入れることによって、
私の成長につながるかもしれない。」
と思えるようになればしめたものです。

言葉で言うのは簡単ですが、
バリアをとることはかなり練習が必要です。

自分が正しいと思っていることでも、
それが正しくないと判断する人もいます。
個人的な信念だけではなく、
客観的だと思える事実についても
それぞれの視点によって物事のとらえ方は違ってきます。

長年培ってきたそれぞれの思考パターンがあり、
自分の見たいように世界を見ることは自然のことです。

それを理解した上で人に話をする、
人の話を聞くことがポイントだと私は考えます。

インバウンド業界では、
外国人目線でどれだけ考えられるかが大切です。

これまで日本では常識だと思っていたことが、
他国では非常識になったり、
自分は当たり前だと思っていたことが、
外国人にとっては不思議だったり、不便だったりします。

素直な心で受け止めて、
解決策を考えるところにビジネスチャンスが生まれます。

就職活動では、
採用企業の目線でどれだけ自分を客観視できるかが大切です。

他の人のアドバイスをいったん受け入れ、
実行してみる。

自分の考えに固執しないで話を聞ける姿勢ができると、
面接でも伝わります。

実際にやまとごころキャリアを通して採用された
企業担当者に採用の決め手をお聞きすると、
「能力だけでなく、素直なところを評価した。」
との声を多くいただきます。

特に未経験の方がインバウンド業界に転身する場合、
素直であることが吸収するスピードにも影響すると
採用担当者の経験からも言えるようです。

素直な心で受け止める人には、
周りからの支援がどんどん集まります。

松下幸之助さん(「その人誰ですか?」
と最近大学生に聞かれて驚愕しました)は
80歳を過ぎてもなお、「自分はまだまだ素直を極められない」と
おっしゃったそうです。
今週のアクションをぜひ週末の数時間でやってみてください。


<今週のインバウンド転職アクション>
①松下幸之助さんのいう「素直」はどういうことか、検索する。
②周りの家族や友人に「絶対に怒らないから、
率直に私の直したほうがいいところを言ってください。」
と聞いてみる。


今回も長文になってしまいました~
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。

私も「素直」修行中です。
皆さまの率直なご感想をいただけると嬉しいです。
怒りませんから(笑)